【新唐人2014年7月20日】16日夕方、広東省深セン市の交差点で交通警察が電動バイク1台を止め、罰金を科したうえ、乗っていた母子3人を殴打しました。このことが通行人の不満を引き起こし、1000人以上が交通警察を取り囲みました。当局は数千人の警官隊を出動し、鎮圧にあたりました。
16日夕方、深セン市宝安区の交通警察が電動バイク1台を止め、200元の罰金を取った上、乗っていた母子3人に暴行を加えました。このことが通行人の不満を引き起こし、通行人らが警官を取り囲み殴打。また、警察車両一台と、路線バス一台を破壊しました。
目撃者 唐さん
「子どもの迎え中だった。女性が罰金を課せられ、従わなかったので、警官が引きずり下ろして、殴る蹴るの暴行を加えました。通行人が見かねて、結局 人がどんどん増え、2〜3千人は集まったでしょうか。交差点がいっぱいになりました」
ネットユーザーの書き込みによると、当局は1000人以上の警官隊を出動し、手当たり次第市民を殴りました。運悪く殴られた多くの人が、路上に倒れたそうです。
現場付近の商店オーナー 呉さん
「交通警察が人を殴り、6〜7時頃 渋滞していました。店の従業員が通行中に殴られ、追いかけ回されました。手当たり次第拘束し、早朝3時まで続きました」
現場の交差点では当時、通りかかっていた通行人が全員警官隊から追いかけ回されました。警官隊の行為は市民の怒りを招きました。
目撃者 唐さん
「機動隊や武装警官隊まで来ました。1メートル以上の棍棒を持っていて、手当たり次第殴ってきました。我々数人も危うく殴られるところでした。20数人が拘束され、数十人が負傷したそうです」
中国では、交通警察がむやみに罰金を科すことが原因で、民衆の不満を引き起こし、衝突に発展するケースがしばしば伝わっています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/18/a1123788.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)